「児童福祉司 一貫田逸子」1話を読んで


社会問題となっている児童虐待。
胸を痛めるニュースが後を絶たない。

そんな中、この問題に真っ正面に向き合った漫画がある。
さかたのり子, 穂実あゆこの「児童福祉司 一貫田逸子(いっかんだいつこ)」である。

先日、一話を読んだ。

そのあらすじは、二ヶ月前に市役所の住民課から舞台である「あおば野児童相談所」に入所した一貫田逸子は日々、相談者の電話や面会などに追われていた。

その中で、尾崎咲子という女性が一時的に生まれて四ヶ月飲む息子勇介を預かって欲しいと尋ねてきた。

勇介くんは泣いてばかりでお母さんは寝る暇もないほどであった。

児童相談所で話し合い、在宅指導で様子を見ようということになるが、逸子は一時的に母子を離すべきだと主張。

そこに尾崎さんの主人がやってきて、「こんなところに子供を預けるのはみっともない」と連れて帰ることに。

しかし、逸子は母子の反応、とりわけ尾崎さんが手にしていたハンカチが気になって仕方なかった。

度々、電話、訪問などを繰り返すが、ストーカー扱いされてしまう。

こういう仕事は誤解されやすいから自重するようにと上司に説得されるも、諦めきれない逸子。

それは、逸子自身、小学校時代、友達の小夜ちゃんが義父に食べ物を与えてもらえないことが原因で餓死ししてしまう。

学校を休みがちだった小夜ちゃんの家にパンを届けに尋ねていた逸子はショックと悲しみを覚える。

それが彼女を児童福祉司への道に志したきっかけであった。

「全ての子供達を幸せに」これが彼女の想いであり信念であった。

そして彼女のその必死の行動が大事を防ぐこととなる。

母親が息子を手にしていたハンカチで殺そうとしているところに駆けつけたのだ。

父親も奥さんに子育てを押し付けていたと反省し、子供も次第に元気を取り戻して行った。

という物語である。

昨年、児童虐待報告数が過去最多となったそうだ。
必要な行政的支援などが求められる。

その中にあってこの作品の主人公一貫田逸子の様に必死になって子供のために働く人がいることで不幸を防げることもあるかもしれない。

本当にリアルに描かれたこの作品。

また第2話を読んでみたいと思った。

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